スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
『埼玉新聞』(10年6月21日)でブックフェア・トークイベントが取り上げられました。
引き続き、ブックフェアは8月中旬まで(予定)開催中です。お立ち寄り下さいませ。
-------------------------------------(以下転載)------------------------------------------
平和テーマにブックフェア ―さいたま市の書楽で―
〜出版16社が共同開催〜
平和の問題をテーマにした出版活動を行っている出版社でつくる「平和の棚の会」のブックフェアが、さいたま市中央区上落合の「BookDepot書楽」で開かれている。
厳しい出版不況の影響もあり、堅いテーマの書籍の売れ行きが芳しくない中で、平和の問題を出版社側から積極的に情報発信していこうと企画された。
同会は2008年に都内の出版社を中心に発足し現在16社が加盟している。同会は平和を単に戦争のない状態と捉えるだけでなく、命が脅かされず衣食住が阻害されず、人種や性別で差別されない社会と広く定義している。
このため、各出版社の書籍のテーマも太平洋戦争、米軍基地、憲法、核兵器など従来の平和問題だけでなく、DV、格差、さらには農などの環境問題まで多種多様にわたっている。
「現在の書店ではジャンルが固定され、平和のような幅広い問題は別々のジャンルに入れられお互い孤立してしまう。生き残りを図る出版社側からの情報発信です」と加盟出版社の凱風社の新田準さん(62)は話す。
ブックフェアは3階フロアで開かれ、360冊出展している。フロアには政治、経済、法律、哲学、歴史の人文関係から、ビジネス、資格、就職まで幅広いテーマの書籍が揃えられており、フェアが開かれているものの書籍同士の競争は激しい。
フェアだけでなく著者との交流も企画され12日に同店でトークイベントが開かれた。今回は、梨の木舎が刊行した「韓流がつたえる現代韓国」の著者で恵泉女学園大教員の李泳采(イ・ヨンチェ)さんを講師に招いた。李さんは、韓流ドラマや映画を切り口にして韓国の現代史について分かりやすく解説した。
さいたま市在住で梨の木舎の営業を担当している佐藤貞男さん(61)は「新刊をコンスタントに出すことが難しい少出版社としては、これまでの出した本をいかにPRしていくかが課題。出版社同士で力を合わせてPRしていきたい」と話している。
ブックフェアを担当する書楽の奥村友彦さん(26)は「通常は各棚に分けられてしまう平和関係の本を一つのくくりとして見ていただこうと企画しました。本を買っていただくためには、版元さんと協力してPRし出版社の名を知ってもらうようにしていきたい」と話していた。
埼京線北与野駅から徒歩1分。問い合わせは書楽(TEL:048-852-6581)。
-------------------------------------(以上転載)------------------------------------------
■ブックデポ書楽でのブックフェア詳細はコチラ■
http://commonsonline.jugem.jp/?eid=48
■ブックデポ書楽でのトークイベントの詳細はコチラ■
http://commonsonline.jugem.jp/?eid=56